……………
人が群がってるよ!!
群れの中心にあるものは、「クラス分け名簿」。あぁなるほどねー@
(全部で5クラスもあるんだぁ~へぇ~)
とか思ってると、
「アミ!うちら2人とも2組だぁッ!!!同クラだね♪」
ユイが「クラス分け名簿」をじぃ~っと見て叫んだ。
「マジで!?うっそやったぁぁああ!!!!」
すかさずユイに抱きついて言った。
「高校生活楽しくなりそうだねーっ☆」
あたしがそぅ言うと、
「…お前ら今何組っつった!?!?!?!?!?!?!?!?!?」
渉が言った。
「え、2組って言ったけど…なんで?」
ユイが答えた。そーだよ、なんでそんなに驚いてんの?
「俺と渉も2組なんだけど…。」
こうきが静かに言った。
『「えぇぇぇぇぇぇええ!?」』
あたしとユイの声が重なった。それもそのはずだよ。またまた4人一緒のクラスじゃん!
「俺と同じクラスなんて光栄だと思えよなぁw」
渉が言った。こいつちょっと俺様ヤローなんだけど←w
「えぇえぇ。光栄ですぅー。」
ユイが棒読みで馬鹿にしたように言った。
「おまえっ!棒読みしてんじゃねぇーよっ!!」
渉が吼え始めた。
馬鹿だなぁー渉。口げんかでユイに勝てるわけないじゃん。笑
「ねぇねぇこうきさん。あちらの二人、ちわげんかなんてしてますわよぉ~」
あたしが「近所の奥さん達の会話」ふうにこうきに話しかけた。
「そうですねぇ~。あの二人付き合ってしまえばよいのですがねぇ~」
こうきがあたしの口調と同じように返してきてくれた。
渉達にあたしたちの会話が聞こえたみたいで、二人とも顔がほんのり赤くなっていた。
そして、
「こんなバカと付き合うわけないでしょ!?「こんなアホと付き合うわけねぇダろ!?」
二人してハモって言った。
そしてまた言い争いが始まった。笑
「おめぇら、もう終わりにして2組の教室行こーぜぇ~!」
こうきが言った。
「そーだよ!!教室早く行こっ♪」
あたしもそう言って、こうきは渉の、あたしはユイの腕を掴んで教室へと
歩いて行った。