もう知らない!
「亜由実!!」
「ほえ!?」
「さっきはごめんね!」
「いいよ!私も無理矢理だったし!…愛莉!翔平!萌たち!いこ!」
「え!あっうん!杉山君ちもいこ~♪」
「おう!またな!勝広!」 「おう!」


…――


私たちは喫茶店にいた。

「亜由実と宮下君ってお似合いだよね♪」
「えー!嬉しい♪ありがとう!でも美華と翔平君もお似合いだよ♪」
「えへへ♪しってる!ねー♪翔平♪」
「おう♪」
こちらカップル同士のノロケ大会(笑)

ブー…ブー…

「誰か携帯なってない?」 「私かな?」
「俺だ!
『もしもし!あっ彩!ごめんな!もうちょっとしたら帰るから!……………うん!』

彩?だれ?

あっ!萌……

萌をみるとびっくりした顔をしていた。

『おう!またあとで』

「ごめんな!俺帰るわ!」 「え…」
「萌………杉山君!」
「ん?」
「相手の子って…彼女?」
「おう!あれ言ってなかった?」
「うん…」
「俺の彼女!クラスの中田彩だよ!」
「えー!亮輔彩ちゃんと付き合ってたの!?」
「はやくいえよー!」

皆…やめよ?萌が可哀想だよ!