「え………マジ?」



あれ…英二君、ビックリしてる…?


“やっぱりね”とか、言うんじゃないの?



「あ…ごめん!やっぱり迷惑だよね…!」



ジャージでウォーキングはしても、外でデートなんて…まだまだ釣り合ってないし。



「違う違う!迷惑なんかじゃなくて…その…マジで嬉しいんだ。誘ってくれて、ありがとな。」



いつも余裕な笑みを浮かべてる英二君なのに…何だか照れたたような顔をするから。


私の心臓は、きゅんって跳ねてしまう。



「じゃあ…一緒に行ってくれるの…?」



「もちろん!」