「続きを思い出すには、 まずどうすればいいと思う?」 2人並んで腕組みをして考える。 「そうだな……そこまでを実際に やってみればいいんじゃないだろうか」 「どこまで?」 「ワンタッチまで?」 2人で顔を見合わせ、 新たな疑問を浮かべる。 「なあ」 「なんだ?」 「……ワンタッチってなんだろうか」 「……なんだろうな……。 1回触ればいいんだろうか」 実践だ。