私は,屋上のフェンスに寄りかかり,空を見上げる。 今日は雲ひとつない青空。 …バカみたいに。 …もう,この空をこの瞳で見ることはないのだと,少し寂しくなる。 …いけない。 こんな私は…ここにいるべきではない。 『サヨナラ』