それと同時に、そうやって何かに向かう真衣が羨ましいと思った。

アタシは部活もしていないし、これと言って目標も無い。

ただ何となく目の前の事をこなしているだけ。



―――つまらない人生だなぁ。

そう思って、少し悲しくなった。