「そんじゃ、本当にゴメンな。 また良かったら、店にも来てよ。」 守崎君が、そう言うと、無意識の内に私は首を縦にブンブンと振っていた。 「それじゃ、またな。」 そう言って、アタシに背を向けた守崎君。 アタシも何か言わなきゃ行けない気がする。