「何かさ、眼鏡似合うとか言ったくせに、似合わないとか叫んでたよね。」



「そうそう。
園子を医務室に連れていく途中で聞こえたよね。」



「何なんだろう、アイツ。
ありえないよね……。」



真衣と瑞絵がブツブツ言い始める。



―――やっぱり……。

本当の事を言わなくちゃいけない!

アタシは、そう思った。