「それじゃ、これでおしまい!」 とアタシの腕にペタリとガーゼのようなモノが貼り付けられる。 まさにケガ人ですと、言わんばかりに目立つ。 「ありがとう……ございました。」 とアタシが言ったと同時に、聞きなれた声がした。