「離せよ!」



「いや、離さないよ。」



「お前に関係ねぇだろ!」



「あるよ。」



「関係無いだろうが!」



「だってぇ、うちの店の評判悪くなったら困るじゃん?」



金髪の男の子が、指を差す方には、沢山の人が野次馬のように集まり始めていた。