アタシ達は四人で、ワイワイと食事を始めた。

皆が何事も無かったかのようにしてくれるのが、嬉しいやら、申し訳ないような、複雑な気持ちになった。

ちゃんと守崎君の事を話すべきか分からない。



―――それ以前に、話す勇気が無い。

思い出したくない過去の話だから……。