「俺はお前のもの。
 俺はお前の男。」


「うん!!」

翔の大きな胸に顔を埋めて

翔の甘い香りに包まれていった。



翔は王子様というより俺様だ。

腹黒魔王。

これが似合ってるかも。


でも甘えてくるしぐさが可愛くて

守ってくれる時はかっこよくて



私、翔に物扱いされてもいい。

大事に大事に扱ってくれるから。



芸能界では物は物でも


頑丈なゴム扱い。



でも翔は

とてもデリケートなガラス扱い。