「――――・・・ってなわけ。」


「・・。杏っ―。」


翔は私のことを抱き寄せた。

暖かくてふわふわしてて

魔法にかかった見たいな感覚。


「お前は俺のもんだから。」

「うん。」

「俺は絶対に離さない。
 杏は俺の女だから。だから絶対に
 ほかの奴に者物扱いさせない。」

「・・・・。」

「杏はものじゃない。でも
 俺のものではあるから。」



『俺のものではあるから。』


だから絶対離れるなってことだよね?

離れないよ?翔のとこから。


「杏は俺の大事なお姫様だからな。」