~♪… ~♪…

「俺、今から庭行くわ。待ってる。」

翔くんから来たメールを声に出しながら読む。

「いこっかな。」

さっきまでのろ~く歩いてた私はケータイを閉じて、
早歩きにする。
なんか自然になっちゃうんだよねw



もうちょっとで、梓亜が幸せになるから―…

今日が最高の誕生日になってほしいから―…

私が梓亜にあげたプレゼント。

それは・・・。


ファミレスのケーキ。



それから、


よりを戻してもらうために協力すること。



これ、結構多額な金額かかるんだよね。

まじ1000万は軽くこしてるからさ。