「写真見て、由香の頭撫でたいなーって思ったら…」

翔太が手を伸ばして頭を優しく撫でる。


「…それで抱きしめたいなーって思ったら…」

頭を撫でていた手を止め、そのまま体を引き寄せられる。


「…あとはキスしたいなーって…。」

そして私の顔を覗きこむと、そのまま唇が重ねられた。

ゆっくりと顔を離すと、顔の赤い私を見てふにゃっと笑う。


「もう由香禁止令なんて絶対しない。ホンモノの由香が一番大事で一番好き。」


「……うん、私も。」