俺は一睡もできないまま朝を迎えた。



伊織が・・・菅谷さんと・・・


「フッ、お似合いやな。」


俺はそう言って微笑んだ。



♪♪♪♪♪


すると俺の携帯が鳴った。


「誰やねん、こんな朝早く・・・」


ディスプレイを見ると、
母親の携帯だった。