自分の娘から電話があった。

今日子は携帯電話を握りしめて、呆然としていた。

明日見は、いくつになったんだろうか? そうか…もう、26か…


明日見は、私を恨んでいるだろう。当たり前だ。
何故、私を捜してくれたのだろう?

今日子は、静かに声を出さずに泣いた。