どうしたら、明日見の不安や恐怖を取り除いてあげられるだろうか?


「光ちゃん。」

「ん?」


「光ちゃんは、私の事が大好きでしょ?」

「あぁ。」

「でもね、いつか私の事、重くて重くて負担になるよ。今だって、どうにかしなきゃって、思ってるでしょ? それが、ドンドン積み重なって、重荷になっちゃうんだよ。私を傷つけちゃいけないって、必要な事さえ言えなくなって、会話がなくなって、ある日突然いなくなっちゃうんだよ。さよならも言わないで、いなくなっちゃうんだよ。」