「なんか飲み物もってくるわ」

そう言い立ち上がる俺

……のはずだった


なぜか詩歌が俺の服の袖を掴んで下を向いている

「…どうかしたか詩歌??」

不思議に思いながら詩歌と目線をあわせる

「あのね拓矢クン…
バレンタインのプレゼントね……」

そして想像していなかった言葉が詩歌の口からとびだすことになる