「ならよくね?
お前に最低って言われるような事した覚えないんですけど」

「でも…っ…ゆみこの事好きなんじゃないの?!」

「誰が、んな事言った?」



あー…なんかダルくなってきた。


ってか、飽きた。



そろそろ…教室戻るかな。




そう思い、その場から立ち上がった。



「じゃーね」

「―…っ」




涼介たちも
話し終わったみたい。


ま、丁度いいや。



俺は教室に帰ろ…。





ガシッと誰かに腕を力強く掴まれた。



「あ?」


「こえーよ」



腕を掴んだのは涼介だった。



「…なに」


「いや別に?」





だったら引き止めんなよ。


余計なことをしやがって…。



こっちは早く教室に戻って寝たいんだって…。






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