今日は晴天で、修夜の家まで自転車で行くことになった。



舜には修夜の家に行くことに許可を貰って、帰りは迎えに来てもらうことになって


お姉さんの看病をするために薬を買いに途中にある薬局に入った。



「そういえば、お姉さん何の病気なの?風邪?」



もしかして、高熱だったら特別な薬買ったりしないといけないもんね。



「ただの風邪。なんか最近多いんだよね」



薬が並んでる棚から修夜は薬を選びながら呟いた。



その中から薬を数個取って修夜はレジに向かった。



「その薬でいいの?」


「姉貴がこの薬が一番効くから、これ買ってこいって」



修夜はそう言って、ささっと薬を買ってしまった。



何か今思うと


なんだかんだ言って、修夜のお姉さんって修夜のこと頼りにしてるのかもしれない。



たった一人の弟だからかもしれないけど、それでも修夜のことを頼りにしてるんだなと


あたしは思った。



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