そのまま、あたしたちは一つになってしまった。



いつも以上に相手を求めて
いつも以上に愛し合った。



今日はあたしも舜も、いつも以上に大胆になって、普段言わないような言葉も声に出せた。




『愛してる』とか
そんな言葉は、普段聞かないし言わない。



だから一つになった時、愛してるって言ってくれた舜を



ものすごく愛しく感じた。




これから何があっても、また今までのように仲直り出来る。


また『愛してる』と囁いてくれる。


離れることなんかない。



どんなに２人の間に邪魔をする人が入ったとしても


またこれまでのように仲直り出来る。



そう思ってたんだ。



舜に不満はない。むしろ、あたしには勿体ないくらい。



だから手放したくなくて


冷たくても、意地悪でも

本当は優しいって分かってるから。



何でも許せてしまうんだ。



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