学級委員の奈留と洸太が前に出て学校祭で、うちのクラスは何をやるか話し合いを始めた。



すると一番前の男子数人がメイド喫茶とか提案し出したから奈留は怒りまくり。



メイドとかに一番なりたくなさそうだもんね。




「着ろって言ってねぇだろ。つかメイド喫茶とか他のクラスもやんじゃないの?」


「「…あ、」」


「ありきたりで」




…ということで、何故かよく分かんないけどホストクラブに決まってしまった。



あたし的にはホストクラブもありきたりだと思うんだけどね。



まあ、メイド服着なくて済むからいいんだけどさ

何か作ってればいいだけだし。




「営業ネーム考えねぇとな」



昼休み、誰かの机の周りで皆で集まってた時

修夜が突然口を開いた。



「営業ネーム?何それ」



…営業ネームって?


皆が頭に?を浮かべて疑問に思ったことを洸太が聞いた。



「ホストっつーのは本名出さねぇもんなんだよ。だから偽造名使うってわけ」





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