「最っ低っ!」



彼氏を最低呼ばわりかよ。

たかが、裸を見たくらいで。



「あ!今、たかが裸ぐらいでって思ったでしょ?!」


「は?」


「…っ最低!」



はあぁあぁあ?



なんなの?さっきから、1人で勝手に解釈して勝手に解決して人を最低とか言って叫んで?



人の話を聞こうとは、思わねぇのか?



「あ、あたし、自分の部屋に戻るから!」



そう叫び、実紅は洋服を着て部屋から勢いよく出ていった。



こえー…。



てか、このまんまじゃ朝会ったとしても話聞かねぇで、無視される可能性高くね…?



「はー…」



朝から、いろんな奴に文句言われそうな気がするんだけど…




と、思っていた矢先、朝学校に着くと、修夜と洸太から質問攻めにあった。





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