◇◆◇◆舜◇◆◇◆
ついに、昨日俺の部屋で実紅とシてしまった。
顔なんか、タコ以上に真っ赤になっちゃって、いつもするキスぐらいで、照れてた。
たしかに、容姿はどんな男が見ても可愛いと思うけど…
正直いって、あの時の実紅は、とても色っぽく見えて、なぜだかキレイに見えた気がした。
「こら!舜っ!」
「…あ?」
「呼んでんだから、変な妄想してねぇで返事をしろ!」
妄想してねぇよ。
てか、俺はいつの間にか教室まで入ってきてたらしい。
修夜と洸太が俺の横のイスと机に座って微妙に怒っていた。
つか、机に座んなよ。
「で?昨日のことを詳しく聞かせてちょっ♪」
「は…?」
昨日のことを言わなきゃなんねぇなんて、意味分かんねぇ。
全然、昨日のことを言う気なんてさらさらねぇっての。
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