真面目に、どーしよ。
ってかさぁー…あたしって、もしかして、取り返しの着かないことをしちゃった?
言ってみなんて言われても、覚えてないんだから言えるわけない。
どうすりゃいーのよ。
誰か助け舟出してよ!
って、他に誰もいないから無理に決まってるじゃない。
舜は壁にまだまだ、あたしを追いやってるし。
逃げられる隙なんか、これっぽっちもない。
「…んだよ、やっぱ言えねんじゃん」
「い、言えるってば!」
「じゃあ、さっさと言えよ」
言えないんだよーっ!
まったく、覚えてないんだもん。
しょうがないじゃん。
そんな酷いこと、言った?
いつよっ!
「…それは、地球が何回回って何時何分何秒に言った!?」
うわ…、あたしってば、またまたなに言っちゃってんの。
考えが古すぎだろ。
てか舜、呆れてるし。
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