〜翠side〜

今…私は、紙にかかれって居た場所に居る

目の前には大きな建物と広い敷地を囲むようにフェンスがある

中の人が私に気付くと
「お前何か用か?」
っと言ってきたので

「愁は?」
っとなんとなく聞いてみた。

「はぁ!?お前、女の分際で愁様のこと呼び捨てにしてんじゃねぇぞ!!」
男が大声で叫びながら胸元を掴む


その時…バンッ…
っとイキよいよくあく扉とともに声が聞こえる。
「うるせぇぞ!…ってお前ら…」

「愁どうかしたのか?」
愁と見知らぬ男の子
何でかは知らないが愁は私の姿を見て不機嫌になっていた。

「おい、お前そいつの胸元離せ…」

「愁様…こいつ愁様の事呼び捨てにしたんですよ…」
胸元を掴んでいる奴はビビりながらも愁に言った。

そんなことお構いなしみたいな愁は
「そいつは呼び捨てしてもいいんだよ…だからそいつを離せ」

「はいぃ」

私は胸元を掴まれていて息ができなくて苦しかったけれど離されたとたん空気が肺に入りむせてしまいその場に倒れこむ…
此処に来る前に暴れていたせいで体力の消耗のし過ぎもあったためである。


「スイ大丈夫か?!」
っとあわてた愁は心配そうに私の近くに来る。