ヒキコモリを着替えさせてだれもいない教室で黒板を使ってルールを教えることにした。




「とりあえずはこのくらいかな?あとはやってるうちに体が覚える。」


「へーい」


聞く気ないな。



「明日から練習だからね!楽しみにしててね!」


「うぃーす」


今日はルールを大まかに説明して解散した。

「梅田、送るよ。」


外を見るともう真っ暗だった。


「家、方向違うんじゃない?」



「でも俺のせいでこんなに遅いんだから送る。梅田足痛いしさ。」


そういいながら荷物を持ってくれるヒキコモリ。


以外にやさしいとこあるじゃん。