ただ、


ただ、


きみが恐くて・・・


何が、何処が、どうして?


きみの声が優しかったのに――。

私は臆病で、
一人では何もできない。
いつも誰かと居た。
けど、
きみからは逃げた。

きみという存在に
確実に狂わされている。

明日逢えたら、
謝ろう逃げた事。

逢う事はないと思うけど。
私なんか覚えてないだろうけど。


久々に彼以外の事を考えていた。