「そっ、そんなわけないでしょっ!!」



横で大爆笑するマナエの肩をバシッとたたく。


た、たしかに考えてたのは男子の子とかもしんないけどっ、でも、火寺くんは好きな人でも気になる人でもない……ハズ……。

…………。

……ハズ!?



「あ~れれぇ?そんなムキになるなんて、図星ぃ?
アミちゃんは、サッカー部で気になる男の子でもみつけたのかなぁ?」



マナエがニヤニヤしながら、人差し指でつついてくる。


~~~もうっ!



「い~る~わ~け~ないでしょっ!!もう、出てって!!」