数日後のトーナメント当日……


「いよいよ、
 トーナメントが始まるダギャ♪」

目を輝かせるブコン…

『そうだけど…
 観客少な過ぎじゃないか??』

辺りを見渡すガモン…

{そりゃそぉだょ、
 サイハークが出るからね…
 出場する戦士も少なぃし…}

つまらなそうなジース…

「そんなの関係ないダギャ!!
 兄貴を応援するダギャ♪」

『自分とこの兄弟子は、
 応援しないのか??』

「ちゃんとするダギャ♪…兄貴の次に♪」

兄弟子は、どうでもいい様子のブコン…

『ん!?…何か来たぞ!?』

訓練場の真ん中に、1人の男が立つ……


〈 これより、
  コソベーナ・トーナメントを行う… 〉


『あれ、誰だ??』

{ぁれゎ、上界からの執行部の人だょ…}


〈 出場戦士、前へ! 〉


すると、
 8人の出場者が、横一列に並ぶ……