「もしかして…おみゃが、
 この石像動かしてたダギャ!?」

<んだっ、ドーナメンドの飾りづけだ…>

訛りのある口調で答えるオクト…

『飾りって…どんだけ馬鹿力なんだよ…』

呆れかえるガモン…

<お゙っ!?ガモンでねぇが!
 ぢゃんど修業じでるが?>

『あ、あぁ…
 今、跳脚の特訓してるけど…』

<跳脚がぁ…あ゙れは大変だべ?
 オラも苦労じだ…
 っで話じでる場合じゃないべ、
 あ゙ど3体動がざねぇば…>

『あと3体っ!?』

ガモンとブコンは、オクトの言葉に驚く…

<んだ…早ぐやらねば…>

そう言うと、
 他の石像の所へ向かうオクト…

「爺の弟子は、凄い奴が多いダギャ…」

『本当だな…
 入門するとこ、間違ったかな…』

この先、不安になるガモンだった……