訓練場で俯いているガモン……


「大丈夫ダギャ!?」

ブコン達は、ガモンに駆け寄る…

『俺…人間じゃ…なかったのか…』

ガモンを包む光が消え、
 翼も同じく消えた…

{ちゃンと、フォームチェンジ出来たねッ!ガモンッ♪
 思ぃ出したンだねッ♪}

ガモンが、羽人族だった事を
 知っている様子のジース…

『いや、違うんだ…
 頭の中で、声が聞こえたんだ…』

{声??ゎたしと同じチカラ…かな??}

『多分…そうだと思う…』

〔ま、話ゎ後にして、
 マスター達の所に行きましょ♪〕

ベナがそう言って、ガモン達を促した…

『あぁ、行こう…』

ガモン達は、
 マスター達の待つ部屋へ向かった……


<おっ!?来たダギャ…そこに座るダギャ>

『………』

黙って座るガモン…

<先ず…ガモンは最低限の
 レベルに達しているという事で、
 試験は合格ダギャ…>