再度、
 回路を廻り始めた、ガモンとブコン……


「そんじゃ、
 回路の続きを案内するダギャ♪」

『又さっきみたく、聞かれるのか…』

ガモンは、うなだれた…

「大丈夫ダギャ♪
 みんなガモンの事、
 もう知ってる筈ダギャ♪」

『えっ!?どうしてだ??』

「ここの情報網は、
 すんごく速いダギャ♪」

『本当か??…
 いまいち、ピンと来ないけど…
 ま、いっか!!』

ガモン達は、東南地区へ向かった……


「…なっ、
 みんなおみゃの事見てるけど、
 話し掛けて来ないダギャ♪」

『見てるというか…
 みんな目をつむってるぞ…』

辺りを見渡すガモン…

「おみゃ、エルフ族の事知らんダギャ??
 目は見えなくても、
 心眼で判るみたいダギャ♪」

『そうなのか!?…
 不便じゃないのか??』

「逆に便利らしいダギャ♪
 あとこの東南地区には、
 魔法屋と書籍屋が、あるダギャ」

『そっか覚えておくよ…
 ん!?』