「何だギャ、あいつ!!
 ムカつく奴ギャ!!」

ブコンは、
 顔を真っ赤にして、怒っている…

『リクトニー…
 あいつも、俺の事…知ってるのか…』

一点を見つめて、立っているガモン…

{ぅン…ガモンと同じチームッてぃぅか…
 コンビだッた人…
 …中に入ろッ、少しづつ話すから…}

そう言うとジースは、
 ガモンを、控室の椅子に座らせた…

『なぁ、ジースは…
 俺の事…どの位知ってるんだ??』

{私ゎ…ガモンが上界の人で、
 さッきのリクトニーとコンビを組ンで、
 調査チームに所属してぃた事位しか…
 聞ぃてなぃ…}

『そうか…
 じゃあ、俺がここに来た理由って…』

{それゎ…
 多分、私を地下牢獄から、助ける為…}

ジースは俯いてしまう…

『…ジースを助ける為か…
 ここに来た理由が、やっと解ったよ…
 それなら、やる事は一つだ!!』

ガモンは立ち上がり、指を一本立てた…