「コレだギャ♪
 名付けて…蒼くて大きいけど、
 軽くて丈夫な斧だギャ♪」

『長っ!!…
 どうせなら、
 蒼巨斧(そうきょきん)に、
 したらどうだ??』

「ソウキョキン??
 何か、響きが強そうだギャ♪
 …で、どういう意味だギャ??」

『ブコンが、言った通りの名前だよ…
 蒼くて巨大な斧で…蒼巨斧だ』

「なるほど…その名前頂くギャ♪」

そう言うと、
 ブコンは、蒼巨斧を振り回した…

{危なぃなぁ〜もぉッ!!
 2人共…全ッ然使ぃ熟せてなぃぢゃン!!}

ジースが、怒りながら近付いて来た…

「ジース遅いギャ!!
 早くガモンを回復してやるギャ!!
 じゃないと、特訓出来ないギャ〜!!」

{はぁ??なンで、
 ゎたしが怒られなぃとぃけなぃのッ!!
 ぁッたまキタッ!!!}

《 ボォッ!!! 》

ジースは、
 爆球焔をブコンに投げ付けた…

「うわっ!?危ないギャ!!
 …そんなの、打ち返してやるギャ♪」