「え・・・・」


今・・・梨音に・・・


『へへ・・・』

『はぁ・・・梨音。
いきなりキスしちゃダメでしょ!』


めっ!と梨音を叱る良祐が、
とても可愛く見えたけど、
カッコよくも見えた。


『だってぇ・・・・』

『もぉ、行くよ』


ずりずりと引きずっていく良祐。


『ばいばぁ~い!!』


上機嫌の梨音がブンブンと腕を振る。


『ちっ・・・』


なぜか不機嫌のチナツ。


『もぉ!チナツ・・・パンの粉
こぼさないでよ!!』


床の掃除をしだすお母さん。尚。


『いやぁ~ん。破廉恥★』

お前がな!!!!
変わらない茅乃。



こうして、私の一日目が始まった。