「か・・・可愛い・・・」


ほっぺが熱くなるのが分かる。


『うへへ・・・ナニナニ・・・
梓ちゃんは、梨音が好きなのかぃ?』


にやにやと気味の悪い笑みを
浮かべながら、私の肩をツンツン
してくる茅乃。


『茅乃ぉ!!離れろよ!!!』

『おやおや・・・さっきまで
泣いてたのはどこのお子ちゃま
だったっけなぁ~・・・』


ピュ~と口笛を吹きながら
梨音をからかう茅乃。


『ッ・・・・うぅ・・・』

「ちょっと!!梨音のこと
いじめないで!!!」

『え・・・俺のせい?』

『バーカ!!』


私にギュッと抱きつきながら
茅乃にベ―とやっている梨音。