『あぁ~・・・あれは、チナツ。
柊 チナツ。高2』
良祐・・・が教えてくれた。
『お茶、入ったよ・・・・。
あぁ、梓・・・起きたの?』
「うん。・・・尚?」
『ふふ・・・合ってるよ』
よかった・・・。
『梓もおいで。お茶にしよ』
「うん」
立ち上がっていこうとすると、
私の上から落ちたタオルケット。
誰がかけてくれたんだろ・・・。
『あぁ・・・ソレはソコに
おいといて。後で片付けるから』
良祐・・・か。
優しいんだなぁ・・・。
「・・・紅茶?」
『そぅだよ?飲めない??』
「飲める」
『そ・・よかった』