『は??・・・・可愛いねぇ。
大丈夫だよ?追い出したりしない
からね?』


ふわっと微笑み頭を撫でている尚。


「ちがくて・・・ホントに!
高校生なの!!!」

『・・・・冗談抜きで?』

「冗談抜きで!」


目の前にある顔がみるみるうちに
険しくなっていく。


『・・・茅乃・・・お前・・・・
ドコの高校から連れて来た?』


ドス黒い笑みを浮かべ胸倉を
掴んでいる尚。


『違ッ!!コイツは校門に
いたんだって!!!』

『・・・って言ってるけど・・・
本当なの?梓』


うぉい!いつのまに梓呼ばわり?!


「ぅん。本当」