「ありえない」
「ひひ酷すぎするよ」
「あんな言いかたある」と一晩中涙を流している私、松永 桃羽（ﾏﾂﾅｶﾞ ﾓﾓﾊ）は好きだったクラスメイト無崎 馨（ﾑｻﾞｷ ｹｲ）に今日学校で冷たい言葉一つを言われあっという間に失恋をした。
これからどうしていけば良いなんてわからない。
でも一つだけわかっていることがある。
私は彼のことが、まだ好きで諦めるなんてできない。
未練がましい女だとしも忘れることなんてできない。
だからあなたを忘れるまで好きでいさせて。
それぐらいは良いよね？
でも明日学校あるのにクラスで顔を合わせるなんて。
考えただけで涙溢れて最悪。
こうゆうときは寝て何も考えのが一番。
「おやすみなさい…」と一人部屋の中で涙を流しながら目を綴じた。