「そうだよ!
今日も綺麗だなーって」


瑠璃ちゃんはあたしの返答を聞きながら前の席へと座った。




因みに今は休み時間だ





『好きだねーまあ顔が良いのは認めるけど』



頬ずえをつきながら言う瑠璃ちゃんの視線は月島くんに向いている。




「月島くんは顔だけじゃありませんー!」



『はいはい、分かったからのろけないでよね』





頬膨らましながら反論するあたしを瑠璃ちゃんは心底嫌そうな顔してしっしっと手をひらひらさせてきた。