女の子達から、結構人気あるんだよね。


同じクラスだし。


「ヒロ君・・・だよね?」


「知っててもらえてうれしいな♪」



うわぁ、超チャライ!


腰パン、耳にシルバーピアス



シャツのボタン開いてるし。


「ごめん。気持ちは嬉しいけど・・・」


「リュウのことが好きなの?」


「えっ?・・・違うけど・・・」



ドンッ!!


いきなり壁に押さえつけられて


「じゃあ、キス・・・してもいい?」


だんだんヒロ君の顔が近ずいてきた。



ちょっとでも動いたら唇があたりそう・・・。


「やっ・・・やだ・・・」

涙が後から後からながれてくる。


・・・・怖い・・・・!!

すると突然私からパッとヒロ君が離れた。



「ごめん!ごめん!・・・泣かせるつもりは・・・」


ヒロ君はそう言うとシャツの袖で私の涙をぬぐってくれた。



「泣かないでーーー!!ごめん!うわぁ、どうしよう!!」


あたふたしているヒロ君を見て笑いがこみあげてきた。



「・・ふふっ」


「・・・えっ?ルウナちゃん?」