―――……
バタンと玄関の扉が激しく閉まったと思ったらバタバタと階段を上がって行く音がした。
「優?帰って来たのか?」
優の部屋に入ると、朝と同じようにベッドに入って布団をかぶっていた。
「優君!!?」
母さんも驚いたようで、優の部屋に来た。
「もぉ学校行きたくない」
優はぼそりとそう呟く。
「なに言っているの優君!!早く学校に戻りなさい!!」
そう言って母さんは無理矢理、優を起こそうとする。
「嫌だ嫌だ!!」
優は嫌がって布団から出てこない。
「全く…。優と藍沙が―…」
「逆だったら良かった…だろ?聞きあきたよ、あんたの口癖」
「…僕だって…僕だって女の子の方が良かったよッ!!」
優はガバッと起き上がり、泣きながらそう言った。
「…そうね。あたしも男だったらケンカしたくらいであんなに怒られる事もなしいね」
あたしは優の元まで行き、手をとって立たせ、
「あんたがあたしと優を間違えて産むから悪いんだろーが!」
そう言ってあたしは優を連れて優の部屋を出て行った。
バタンと玄関の扉が激しく閉まったと思ったらバタバタと階段を上がって行く音がした。
「優?帰って来たのか?」
優の部屋に入ると、朝と同じようにベッドに入って布団をかぶっていた。
「優君!!?」
母さんも驚いたようで、優の部屋に来た。
「もぉ学校行きたくない」
優はぼそりとそう呟く。
「なに言っているの優君!!早く学校に戻りなさい!!」
そう言って母さんは無理矢理、優を起こそうとする。
「嫌だ嫌だ!!」
優は嫌がって布団から出てこない。
「全く…。優と藍沙が―…」
「逆だったら良かった…だろ?聞きあきたよ、あんたの口癖」
「…僕だって…僕だって女の子の方が良かったよッ!!」
優はガバッと起き上がり、泣きながらそう言った。
「…そうね。あたしも男だったらケンカしたくらいであんなに怒られる事もなしいね」
あたしは優の元まで行き、手をとって立たせ、
「あんたがあたしと優を間違えて産むから悪いんだろーが!」
そう言ってあたしは優を連れて優の部屋を出て行った。