「使っても大丈夫ですよ、でもよく父がいるので。寝てる時とかはそっとしてください」


父親思い…なのかな?


「那奈さん、でしたよね」


「はい?」


いきなり名前で呼ばれた

あ…名字同じだからか


「部屋を掃除し終えたら専用の部屋に案内します、まだ終わってなくて…」


「気にしなくていいですよ、前はマンションだったので部屋らしい部屋は元々持ってませんし」



「それでも女の子ですから。明日には用意します」