「よーい、パァン!!」


磨刃が走りだす。


相変わらずの走りでクラスメイトに。


だけど、このクラスメイトが拓同様にこけてしまって、4位に。


でもその後、颯、和輝、光騎が抜かしてくれて、一位に返り咲き。


優斗はそのまま一位をキープして、あたしにバトンが回った。


ここで負けるわけにはいかない。


全速力で走ったあたしは見事ゴールのテープを切った。


『ヤッター!!』


一位がとれた!


優「姫、おつかれ」


『優斗もおつかれ!磨刃も颯も和輝も光騎もおつかれ!』


和「こけたときはどうしようかと思ったよ」


颯「まぁまぁ」


光「いいんじゃん?一位がとれたし」


だよね。大事なのは結果だよね。



そんなこんなで、午前の部は終わった。


なんかあっという間だったなー……


と、ちょっぴり年寄り臭いことを思ってみる姫華でした。