次の日、学校行って靴箱あけたら、
片方の上靴には、あふれだしてる画ビョウ。
もう片方の上靴には、白い紙くずがあふれだしてて、
その中にピンクの紙が一つだけあった。


とりあえずピンクの紙だけつかんで、
画ビョウは掲示板に寄付しようかと思ったけど、
大量にあるのでやめた。


紙くずと一緒に、画ビョウも捨てて、教室へ向かった。


優斗たちと合流したけど、話す気にはならなかったから話さなかった。



教室に入ったら、やけにみんながあわてだした。


何かと思って見てみたらあたしの机のまわりに集まっていた。


よく見ると、

『落書き……』


ハァ……


湊「おっ、姫の机なんかかっこよくなってるじゃん?」


『湊、そう思うなら交換してあげようか?((黒笑』


湊「いえ、結構です」


だったら言うなよな。


和「てか、これいじめじゃん!!」


いじめって……低レベル。


和輝が騒いでいると、雷蝶のみんなが来た。


昴「おは〜☆ って、みんなどうしたの?」


和「姫がいじめられてるの!!」


別にあたしは低レベルすぎて気にしないけど、まわりが黙ってなさそうだな。