「お帰りなさいやせ。お嬢、若!!」


『ただいま』


みんなが挨拶してくれるなか、あたしと優斗は親父の部屋へと入った。



『入るよ』


――ガチャ


父「姫華〜久しぶり〜」


『うざい。キモい。消えろ』


まぁ、親父はいつもの通りなので進めましょう。



『話って何』


父「全国No.8の族が仲間を集めてる。これからの行動に注意しろ」


『「わかった(わかりました)」』


全国No.8か……
帰ったらハッキングしよ。


『用事はそれだけ?』


父「うん!」


いや、自信持って言うなよな。


『こんな、電話でもできることで呼び出し?((黒笑』


父「だって姫華全然帰ってこないし……」


『てめぇが全寮制の学園に入れたんだろうが!!』


ムカつく。

イライラする。



『二度と呼び出すんじゃねぇ!!』


そう捨て台詞を残し、家を出た。



寮に帰ったら、
ハッキングしようと思ってたけど、
イライラがまだおさまってなかったから、
そのままお風呂に入って寝た。