颯「お前やる気あるのか?」


磨刃はいつまでたっても構えない。


颯「なめてんじゃねぇぞ!!」


颯が磨刃を殴った。


その瞬間、まわりの空気が重くなる。


蝶龍(くるよ、魔物が)



魔物に取りつかれた悪魔のように戦う。

これが磨刃の通り名の由来。


磨「てめぇこそざけんじゃねぇよ」


磨「お前みたいな奴が、俺に手ェ出してんじゃねぇよ」


――ドガッ バギッ


30秒で颯は無残なことに。



『ストーップ!!磨刃の勝ち!!』


あわててみんなで磨刃を取り押さえた。



『フゥ……最終、あたしと光騎』


中央に2人で立つ。


『最初から飛ばすからね』


光「あぁ。俺もだ」


『フフッ……お手やわらかに』


光「(クソッ……可愛いじゃねぇか)行くぞ」


あたしと光騎の戦いが始まった。



光騎が殴りかかってくるも、

――パシッ


『遅いよ』


あたしはその拳を受け止め、
驚いている間に右ストレートをお見舞いした。


その勢いのまま、腹に拳を沈め、
足を後ろから蹴って光騎をこかした。


頭を打った光騎は、そのまま気絶。


優「そこまで」