――バンッ ドガッ
2人はいっきに攻め込んで、蝶龍側の勝利となった。
雷蝶(蝶龍ってやっぱすげぇわ)
『結構粘ったけど、残念だったね』
優「まぁ、仕方ねえよ」
だよねぇ……
瑞「怪我はさしてないから」
葵「こいつら、結構いい線いってるよ」
葵からの、誉め言葉。
『だって、よかったね』
愁と奏斗は笑みを見せた。
磨「瑞希も葵も、さらにスピード上がりましたね」
和「うん。前はもうちょっと遅かったのに」
湊「俺は遅くなってたのに?」
優「湊、関係ねぇじゃん」
『確かに!!』
湊「あっ、ひでぇぞ、てめぇ等!!」
しばらく湊いじめで楽しんだ姫たちでした。
蒼「雷蝶どうすんの?」
あ……雷蝶のこと忘れてた。
『雷蝶のみんな、戦いたい?』
來「戦う!!」
昴「じゃあ俺は姫と……」
優「おまえの相手は俺だ。
姫に一生手出さないようにしてやる」
え、それは……
真「ちょっと待って!!姫華たちが戦うの!?」
と言うことになりますよね?
『めんどくさい』
磨「右に同じです」
あたし、さっきも暴れたし。
和「えーなんで?」
湊「楽しいじゃねぇか」
2対3……
『負けたね』
磨「負けましたね」
『仕方ないか。
その代わり最初から飛ばしていくからね』
宣言してから立ち上がる。